冷凍ブルーベリーは季節を問わずいつでもフレッシュなブルーベリーが食べられる上に、保存期間が長いので冷凍庫に一つ忍ばせておくだけで食べたい時に手軽に摂れるのが良いですよね。
そんなブルーベリーですが、時には甘みが薄く酸っぱいものに当たってしまったという経験はありませんか?酸っぱいブルーベリーをそのまま食べ続けるのは大変ですし、甘くする方法があれば知りたいですよね。
そこで今回の記事では、冷凍ブルーベリーが酸っぱい時はどうするべきか?甘くする方法や保存期間はどのくらいか、解凍の仕方についてご紹介します。
冷凍ブルーベリーが酸っぱい時は?
ブルーベリーが酸っぱいということは、成熟し切っていない状態で収穫された、ということになります。ブルーベリーは1粒1粒で成熟度が違うので、冷凍ブルーベリーの中には、まだ成熟していないブルーベリーが混じっていることもあります。
しかしブルーベリーは収穫後、自力で甘くなる、いわゆる追熟する果物では無いので冷凍ブルーベリーが酸っぱい時は、使用者の方でブルーベリーを甘くするように手を加えるしかない、ということになります。そこで冷凍したブルーベリーを甘くする方法について、次に解説していきます。
冷凍したブルーベリーを甘くする方法
①加工して甘くする
オススメはジャムにすることです。ブルーベリーと砂糖を混ぜて煮詰めれば、酸っぱいブルーベリーと甘い砂糖がちょうど良い甘酸っぱさになります。アイスやヨーグルトにかけたりパンに塗ったり、お菓子作りにも使える万能ジャムになります。
②砂糖と一緒に保存する
ジップロックに冷凍ブルーベリーと砂糖を入れ、軽く揉んで混ぜてから冷凍保存します。砂糖のおかげでブルーベリーの酸味や渋みを中和してくれるので、ヨーグルトやアイスにかけたり、電子レンジで温めてフレンチトーストの付け合わせにするのもオススメです。
加工するのが面倒という方はこちらの方法も試してみてはいかがでしょうか。
③他の果物と組み合わせる
ブルーベリーを引き立て役にするという方法もあります。例えばスムージーにする際に、バナナなどの糖度の高い果物と組み合わせることで、ブルーベリーの酸味が他の果物の甘さを引き立たせることも出来ます。
冷凍したブルーベリーはどれぐらい持つ?保存期間
冷凍したブルーベリーの保存期間の目安は、1年ほどになります。ずっと冷凍していると少しずつ乾燥してしまうので、美味しく食べることを考えると半年ほどが良いでしょう。ブルーベリーに含まれるビタミンCやアントシアニンというポリフェノールの一種は、冷凍することで生の状態よりもむしろ栄養価が高くなる成分なので、ブルーベリーは積極的に冷凍しておきたい食材になります。
冷凍保存する際は、ブルーベリーをよく洗って、水気を拭き取ることです。水気があると霜がついて傷んでしまうほか、ブルーベリー同士が固まってしまい次使う時に使いづらいので、良く拭き取るようにしましょう。
冷凍したブルーベリーの解凍の仕方は?
冷凍したブルーベリーの解凍方法は、常温もしくは冷蔵で自然解凍するという方法がベストです。解凍すると水分が出てくるので、キッチンペーパーで軽く拭いてから使うことで食感が悪くならずに済みます。
常温・冷蔵と説明しましたが、こちらは用途によって解凍の仕方を変えていくのがオススメです。例えばブルーベリージャムや焼き菓子などの加熱調理をする時は、常温で30分ほど自然解凍させてから使うと、通常の状態に戻るので手間がかかりません。ケーキなどのデザート系の時は、冷蔵で30分ほど自然解凍させると、半解凍されてちょうど良い冷たさになります。
あるいは解凍せずにそのまま使用する手もあります。凍ったままのブルーベリーを砕いて使用することでアイスやヨーグルトのトッピングをしたり、スムージーの際は冷凍のまま入れることで、シャリシャリ食感を楽しめます。
まとめ
今回は「冷凍ブルーベリーが酸っぱい時は?甘くする方法に保存期間や解凍の仕方まで!」について紹介しました。ブルーベリー自身は追熟する果物ではないので、甘くする方法としては、別の形に加工したり、砂糖を混ぜて保存する、別の果物と組み合わせる、といった方法が挙げられました。保存期間も半年~1年とかなり長いので冷凍庫に常に常備しておくと良いですね。
解凍の仕方も自然解凍が一番良いですが、常温解凍にするか、冷蔵解凍にするかで食感にも違いが出てアレンジの幅が広がるので、酸っぱい冷凍ブルーベリーに当たってしまった際はこのような方法や解凍方法を試してみてはいかがでしょうか。