みなさんは「マヌカハニー」という食べ物をご存じですか?
ニュージーランド原産のはちみつで、非常に抗菌・殺菌効果の高い健康食品としてTVや雑誌で耳にするようになってきましたが、同時に良く耳にするのが「クセがあって自分には合わない」という声です。
風邪の予防や腸内環境の改善、喉の痛みを和らげるといった様々な効果が期待できるマヌカハニーですが、自分には合わないからといって避けてしまうのはもったいないですよね。
そこで今回は、マヌカハニーが合わないと感じる理由3選と、その原因と対処法についてご紹介します。この記事を読んでいただくことで、自分に合わない原因を知り、適切に対処することでマヌカハニーを自分の生活に上手く取り入れていただけると幸いです。
マヌカハニーが合わないと感じる人は意外と多い
SNS上で調べてみると、マヌカハニーが合わないと感じてる人は多いようです。
良く見かける意見としては、「クセのある味で美味しくない」「お腹が痛くなった」といったものが多く見られました。
ではそれら合わない理由や原因について、次章で解説していきます。
マヌカハニーが合わない理由3選!原因は?
理由①独特な味が苦手
やはり一番の理由はその独特な味によるものです。これによって苦手と感じる人が多い傾向にあるようです。筆者が初めて食べた時は薬品のような苦み・風味を感じましたし、最初はちみつに近いものと思っていたので全然違くて驚いたのを覚えています。この独特な味は、商品による品質の差というよりはマヌカハニー特有のクセ・風味・味であると言えると思います。
理由②体調を崩したことがある
よくマヌカハニーを食べたらお腹が痛くなったという人は多いです。その原因となっているのが、強力な抗菌・殺菌力によるものです。マヌカハニーの抗菌・殺菌効果は、通常のはちみつよりも高く、ピロリ菌や腸の悪玉菌に有効とされているので、腸内環境を整えてくれる作用がありますが、強力過ぎるが故に、胃腸への刺激に弱い人などはお腹を壊してしまうことも起こり得ます。
理由③はちみつアレルギーのため
マヌカハニーに対してアレルギー反応を起こす人は0では無いので、はちみつアレルギー持ちの人は当然マヌカハニーは合わないでしょう。マヌカハニーもはちみつの一種なので、アレルギーを持つ人は摂取するのを控えた方がよいです。はちみつ以外にも、花粉アレルギーや、蜂に刺されたことのある人も注意が必要です。
マヌカハニーが合わない場合の解決策
そのままではなく、別の食材と合わせて食べてみる
そのまま食べるとなるとどうしても風味や味が苦手という方もいると思うので、そういった人は何か別の食材と合わせて食べてみてはいかがでしょうか。例えばヨーグルトに混ぜて食べる、トーストに塗って食べる、紅茶に砂糖代わりに入れて飲む、などの方法がオススメです。
抗菌効果の低い商品を選ぶ
後述で詳しく解説しますが、マヌカハニーは抗菌効果の指標を数値で表しており、その数値が高いほど抗菌効果が高く、味のクセも強くなる特徴があります。なので数値が低い、つまりは抗菌効果が低くクセの少ないものを選ぶというのもオススメです。
少量で試してみる
お腹が痛くなったり、体調を崩したりした経験がある人は、食べた量が自分に合った適切な量ではなかったかもしれませんので、まずは少量で試してみて様子を見てみましょう。マヌカハニーは1日のうちに5mlを3回に分けて食べるのが適量とされていますが、それよりもさらに少ない量で食べてみましょう。
ニキビや口内炎などの患部に直接塗る
マヌカハニーは食事で体内に入れるだけでなく、外部に塗ってもその強い抗菌・殺菌力が発揮されます。使用できる箇所や得られる効果は限られてしまいますが、ニキビや口内炎、切り傷や炎症に塗ることで早く治ることが期待されますので、どうしても食べることが難しいと感じる方は一度試してみてはいかがでしょうか。ただし、アレルギーの心配がある人は、念のため塗る前にパッチテストすることをオススメします。
マヌカハニー初心者におすすめの種類は?
先ほどもご説明しましたが、マヌカハニーには品質・抗菌作用を示す指標があります。代表的な指標が「UMF」と「MGO」ですが、商品を選ぶ際はこれらの表記があるものを選びましょう。
UMF:Unique Manuka Factorの略。マヌカハニーの抗菌作用を示す基準として最初に生まれた指標で、後述のMGO含有量を含めたマヌカハニー全体の品質レベルを相対的に評価した数値。厳しい検査体制を敷いているため、高い品質が保証されている証と言える。
MGO:メチルグリオキサール(Methylglyoxal)の略で、マヌカハニーの抗菌活性成分「メチルグリオキサール」がどのくらい含まれるかを示す指標。数値が高いほど抗菌効果が強い。
例えば「MGO100+」の場合、「1㎏あたり100㎎」のメチルグリオキサールを含んでいるということになる。
というのも、マヌカハニーはほぼ100%ニュージーランド産であり、採取できる数も僅かなのでとても貴重な食べ物なんです。その希少性故に多くの偽物商品が流通しており、ニュージーランドの統計データによると、マヌカハニーの年間生産量1,600トンに対して、世界での年間販売量は10,000トンもあると言われています。
マヌカハニーは値段も決して安くはないので、安い商品があったら気になってしまうものですが、偽物を買ってしまったら本来の効果も得られませんし、品質にも影響しかねません。なのでこういった指標があるものを選ぶ、というのが一つポイントになります。
前置きが長くなってしまいましたが、では具体的に、初心者におすすめの各指標の数値は何かと言いますと、UMFなら「5+, 10+, 12+」、MGOなら「83+ ~ 356+」相当の商品がオススメです。中でも「UMF 10+, 12+」「MGO 263+ ~ 356+」の範囲は、比較的手頃な値段でありつつ、健康維持のために無理なく食べられる一つの基準とされてます。
これらの指標を理解した上で、著者がオススメする商品を2つご紹介します。
マヌカヘルス / マヌカハニー MGO263+ UMF10+ 250g
こちらの商品は、値段は決して安くはないですが、他の商品と比べるとクセが強く無く、濃厚な味わいが特徴です。UMF10+、MGO263+とマヌカハニーの効果を十分得られる基準であるのもありがたいです。美味しく食べられるのでこれなら続けられるという意見も多いですので、マヌカヘルスのマヌカハニーは初心者向けであると言えます!
カンロ / 健康のど飴たたかうマヌカハニー
こちらの商品はMGO 115+ののど飴となっており、まろやかでクセが少ないだけでなく、何より安いので手軽に試せるというのが特徴です。この数値でしたら抗菌作用としては補助的な効果でお試しレベルの範囲ですので初めてでもお口に合う方も多いと思います。マヌカハニーが気になっているけど数千円出すのはちょっと…という方にオススメです!
上記指標の数値や商品を参考にしていただきつつ、数値と値段の兼ね合いから自分の好みのマヌカハニーを見つけていくことが大事です。
まとめ
今回は「マヌカハニーが合わないと感じる理由3選!原因や対処法も合わせて紹介」について紹介しました。マヌカハニーが合わない理由や原因には、「独特の味と風味が苦手」であったり、あまりの抗菌作用が高さから「お腹を壊した」、「はちみつアレルギーだった」ということが分かりましたね。
これらの特徴を理解した上で、自分に合った味のメーカー・商品を見つけることや、無理の無い範囲の食べ方・食べる量を見極めていくことが大切になってきます。この記事を読んでいただき、日々の生活の中にマヌカハニーを取り入れることでこれからの健康維持にお役立ていただければ幸いです。