料理を始めてしばらく経ち、味は安定してきたし、作れるメニューも増えてきた。だけど……何と言っても時間がかかる！
料理大好きマンの私が、料理を効率よくできないのはなぜなのか、見直すべき点を分析します。そして記事の後半では、手際のいい人がやっている同時進行の方法についてもご紹介。短い時間で美味しいものを作れるようになって、家族との時間＆趣味の時間を増やしちゃいましょう！
料理を効率よくできないのはなぜ？
友達と話していて、料理の話題になった時。同じようなものを作っているのに、料理にかかる時間が自分は２時間なのに友達は１時間だと知ったら……。「この違いはどこに？」「私が効率よくできないのはなぜなんだろう？」と悩んでしまいますよね。ですが、料理はかなり場数を踏まないとまずはレシピ通り作り上げるのに精一杯なものです。効率的に作ろうなんて考えていられませんよね。
料理を効率よくできない時の見直すべき点３つ
このように料理が効率よくできないと悩んだ時に、見直すべき３つのポイントをお伝えします。ただし前提として、時間がかかっていても、料理を作り上げているだけで素晴らしいんです。「さらに自分の料理レベルを上げるには？」という気持ちで読んでみてくださいね！
ポイント① 手間のかかる料理を選んでいませんか？
そもそも、メニュー決めの時点で勝負が決まっていることがあります。というのも、料理には短い時間で作れるものと、どうやっても時間がかかるものがあります。例えば、同じ丼ものでも豚キムチ丼は短い時間で作れますが、オムライスは時間がかかります。今日のメインを豚キムチ丼にした人の方が、早く作り終えることができるのです。
では、どういうメニューなら短い時間で作れるのでしょうか？その特徴は、「使う材料が少なく、調理方法がシンプル」というものです。シンプルな調理方法とは、「食べやすく切った食材に火を通し、軽く味付けするだけ」ということを指します。例えば、鯖の塩焼きなら切り身に塩を振って焼くだけです。お持ちの料理本のレシピから、この観点でレシピを選んでみてください！定番料理の中には、オムライス以外にも肉じゃがやポテトサラダなど、時間ばっかりかかるモンスターが潜んでいますので要注意です。
ポイント② 作り置きを活用していますか？
そうは言っても、毎日豚キムチ丼というわけにもいかず。唐揚げや五目あんかけも食べたいですよね。そこで、時間のかかる料理を作るときはその料理だけに集中して、他は作り置きでまかないましょう！例えば「唐揚げが食べたい」と思い立ったとします。その場合、前日の夕飯作りの際に白米と味噌汁を２倍作りましょう。そうすれば、当日は唐揚げさえ作ればご飯と味噌汁は温めるだけです。
ご飯と味噌汁だけでなく、副菜も作り置きする習慣をつけると食卓に彩りが出ますね。私たちは料理以外にもやるべきことがたくさんありますから、全てを当日に作るなんてことはしていられません。作り置きレシピを活用して時短しちゃいましょう♪
ポイント③ レシピを覚えていますか？
料理を作るとき、野菜の切り方や調味料を入れるタイミングは頭に入っているでしょうか？料理に時間がかかる理由の一つは、料理中に何度もレシピを確認しているからなんです。ただし、初めて作るメニューの場合、頻繁にレシピを確認する必要があるため時間がかかって当然です。つまり今回の標的は、何度か作ったことのあるメニューです！
何度か作ったと言っても、調味料の分量までは覚えていられません。そこで、「人参は短冊切りだったな」とか「調味料を入れるタイミングは肉と野菜を炒めた後だったな」とかいったことを大まかに覚えておきます。大まかにでも頭に入れておくことで、レシピを確認しに行く時間を省くことができます。さらに何度もそのメニューを繰り返していけば、そのうち調味料の分量まで覚えて、テキパキと作れるようになりますよ♪
料理を同時進行できないのは直らない？
上記３点をクリアした後、さらに効率を上げようとすれば「料理を同時進行で作る」ということが必要です。現時点で同時進行ができない方からすれば、「これは直らないのでは？」と思うかもしれません。でも安心してください、そんなことはありませんよ！
同時進行といっても難しいことではなく、単に「放っておいても事が進むときに、手が空くから別のことをする」だけです。これは普段の生活でも自然とやっていることです。例えば電車に乗っている時、私たちが何かしなくても電車は動きますよね。そのため手持ち無沙汰になり、スマホで動画を見たりゲームをしたりします。料理の同時進行だって、それと一緒です。
料理の手際がいい人がやっている方法
それでは、手際がいい人はどうやって料理を同時進行させているのか？その方法をご紹介します。まず、簡単にできる「同時進行」をリストにしましたのでご覧ください。
・お湯を沸かしている間に野菜を切る
・煮ている間にシンクの洗い物をする
・電子レンジで何かを温めている間にお箸・お皿・飲み物をテーブルに用意する
例えば一つ目の「お湯を沸かしている間に野菜を切る」については、お湯を沸かしている間は私たちは何もする必要がありませんよね。完全に手が空くので、その間に野菜を切ってしまいます。とにかく同時進行のポイントは、手が空いた瞬間があれば「この時間に何かできることはないか？」と目を光らせることです！慣れが必要なことでもあるので、毎日の料理で意識しながら数をこなしていきましょう♪
まとめ
今回は「料理を効率よくできないのはなぜ？見直すべき点と手際のいい人がやってる方法！」について紹介しました。
まず最初の作戦としては短い時間で作れるメニューを選び、次に作り置きを活用してみます。さらにレシピを大まかに覚えて、レシピを見に行く回数を減らしましょう。またさらなる効率化のために、料理中に手が空いたら何か別のことをする「同時進行」も意識してみてください。ゆっくり焦らず効率化に挑戦して、今よりも短い時間で料理を作り、好きなことに使える時間を増やしてくださいね♪